2023年の花粉はどうなる?
今シーズンの花粉飛散量や花粉飛散時期を解説。花粉飛散前線や地方ごとの飛散量や飛散時期を掲載。
今シーズンの花粉飛散量
2023年のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は東北北部で平年より「やや少ない」見込みですが、その他の地域は「やや多い〜多い」でしょう。
昨年比でも東北地方は「少ない」傾向ですが、その他の地域は「やや多い〜非常に多い」予想になっています。
東北地方は北部を中心にやや少ない傾向が見られますが、その他の地域は昨年と比較しても平年と比較しても多い傾向で、特に関東地方で昨年比で非常に多くなるでしょう。
花粉対策をシッカリと行って、花粉シーズンを乗り切っていきましょう。
花粉の飛散量昨年比と平年比
花粉の飛散期間とピーク
飛散開始時期は初冬期(11〜12月)の気温が低く、厳冬期(1〜2月)の気温が高いと早くなる傾向があります。
11月までは平年並か平年より高めで気温が経過していました。
ただ12月は、全国的に強い寒気の影響を受けて平年より低めで気温が経過しました。
1〜2月も寒暖差が大きかったものの寒気の影響を受けて、気温は平年並か平年より低い状態で経過しています。
厳冬期の気温がやや低かったため、飛散開始日は概ね平年並か平年より数日遅くなる見込みです。
関東や四国、九州の一部で2月上旬に飛び始める予想です。
東・西日本の多くは2月中旬で、長野や北陸では2月下旬となる見込みです。
東北南部では2月下旬、東北北部は3月上旬となりそうです。
飛散のピークは3月上旬〜4月上旬頃でしょう。
4月中旬以降は次第に減少しますが、ヒノキ花粉は4月中旬頃にピークとなりそうなので、注意が必要です。
本日の花粉飛散予想