お天気教室
「雨水」と「啓蟄」
二十四節気の「雨水」と「啓蟄」。
どちらも冬から春へ移り変わる時期であり、春の季語でもあります。「雨水」「啓蟄」の次はいよいよ「春分」です。
◆雨水
2月19日頃
「うすい」と読みます。
雪が雨に変わり、雪が溶け始めるころ。寒さも峠を越え、春の気配に草木が蘇るという意味があります。とはいえ関東・東海地方では、この時期から雪が降り始めるようです。
また、春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もあり、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
◆啓蟄
3月6日頃
「けいちつ」と読みます。
”蟄虫啓戸(蟄虫戸を啓く)すごもりむし と をひらく”
の意味があり、土の中で冬を越した虫(蟄)が地上に出てくる頃です。(実際は、もう少し先の時期になります)
この時期は、一雨降るごとに気温が上昇し、春に近づいていきます。日差しも徐々に暖かくなってきます。
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