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雪崩(なだれ)とは


「なだれ」って、山に積もった雪が崩れていく、とても恐ろしい現象なんだよ。
山では、雪崩に遭遇し雪の中に生き埋めになって、沢山の人が亡くなっているよ。

なだれには、何日もかけて降り積もった雪のうち、「新しい雪の層だけが崩れていく現象」と「地面を残して全部崩れ落ちる現象」の2種類があるよ。

真冬の雪が多く降る時期は、「新しい雪の層だけが崩れていく現象」が多く、春先の少し暖かくなった頃は、「地面を残して全部崩れ落ちる現象」が多いよ。

■大人向け解説
降雪量や積雪量が多くなる時期や、春先の少し気温が上がり始めた頃に、雪崩による事故をニュースで聞いたりしますよね。
沢山の人が命を落としてしまう雪崩の怖さは、実際に見たり、体験しないとわからないのかもしれません。

雪崩とは、山などの斜面に降り積もった雪が崩れ落ちる現象をさし、「表層雪崩」「全層雪崩」の2種類があります。

「表層雪崩」とは、何日もかけて降り積もった雪の層のうち、上方の比較的新しい雪の層が崩れ落ちるものです。
厳冬期に多く発生し、既に積もっている層の上に短期間で多量の積雪がある場合や、強い風が吹いている時に発生しやすいと言われています。

一方「全層雪崩」とは、積雪が全て崩れ落ちる現象です。
春先の気温が上昇する時や、大雨が降り下層が緩んだ場合に、多く発生します。

一般的に、「全層雪崩」よりも「表層雪崩」の方が滑り落ちるスピードが速く、破壊力が大きいといいます。

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