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「大しけ」って何?


天気予報で「海は大しけとなるでしょう。」って聞いたことあるかな?
これは、「強い風で波がとても高くなるでしょう。」っていう意味だよ。

波がどのくらい高くなるのかを「しけ」「大しけ」「猛烈なしけ」というふうに3段階で使い分けられているよ。

■大人向け解説
「大しけ」って海のそばに住んでいない限り、その意味はピンとこないかもしれませんね。
「しけ」は漢字で書くと「時化」。
天気予報では「海がしけるでしょう。」という予報はあまり聞かないかもしれませんが、「海は大しけとなるでしょう。」というのは聞いたことがありますよね?

「しけ」とは「強い風で海上が荒れること」を指し、気象庁が定める予報用語では「しける⇒波の高さが4m〜6m」「大しけ⇒波の高さが6m〜9m」「猛烈なしけ⇒波の高さが9m以上」としています。

天気予報で「しけ」のレベルが低い場合は、「波が高い」という言葉を使うことが多いようですが、言葉への馴染みを考慮しているからかもしれません。

因みに「時化」の反対語は「凪(なぎ)」だそうです。

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