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ダイヤモンドダストって何?


ダイヤモンドダストって、空気中を氷の粒がゆっくりと降ってきて太陽の光に反射して、キラキラと光って見える現象だよ。

普段、空気中に氷の粒なんて無いよね。どんな時にできるんだろう?
冬の寒い時期、急に気温が下がった時に、空気中の水蒸気がそのまま凍ってできることがあるよ。

寒い土地じゃないと、見られなくて、日本では北海道で観測されているよ。

■大人向け解説
ダイヤモンドダストを観測するには、風が少なく気温が急激に氷点下15℃以下(一説では氷点下10℃以下)に落ちることが条件とされています。
空気中の水蒸気が氷の結晶に変わり(昇華)、ゆっくりと降下し、太陽の光で輝くわけですから、曇っていてもダメですね。

こういった気象条件で観測される、ダイヤモンドダストは大変珍しく、北海道の内陸部で観測されています。

ダイヤモンドダストに似ている現象として「氷霧(こおりぎり)」といものがありますが、これは、氷の粒が、降ってくるのではなく大気中を浮遊する場合にみられる現象で、ダイヤモンドダストよりも氷の粒が小さいとされています。

ダイヤモンドダストは「細氷(さいひょう)」とも呼ばれ、天気としては「雪」となりますが、「氷霧」は「霧」に分類されます。

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