お天気教室

低気圧って何?


天気図で、シマのように引かれている線があるでしょう?等圧線っていうんだけど、気圧が同じ点を線で結んで出来るんだよ。
そんな等圧線が丸く描かれていて、周りよりも気圧が低い部分を「低気圧」って呼ぶんだよ。

気圧が低いと、周りを押す力が少ないので、逆に周りから空気が集まってくるんだよ。 そうすると、上空に雲が出来て、天気が悪くなるんだ。

低気圧の仲間には、普段“低気圧”と呼ばれる「温帯低気圧」や「台風」「熱帯低気圧」があるよ。

■大人向け解説
天気図に描かれている閉じた等圧線に注目です。
そこが、周りより相対的に気圧が低くなっている部分は「低気圧」と呼ばれます。 ○○hPaより低いと「低気圧」となるわけではないのです。

「低気圧=天気が悪い」とされますが、何故でしょう?
気圧が低い部分には周囲から空気が集まり、上昇気流を起こします。そして上空に雲が出来、雨が降るというわけです。

低気圧には、「温帯低気圧」「台風」「熱帯低気圧」がありますが、一般的に「低気圧」と呼ばれたり、天気図上で前線を伴うようなものは「温帯低気圧」です。
「温帯低気圧」と発生の仕方や性質が異なるものに「台風」「熱帯低気圧」があります。

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