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台風ってなに?


北西太平洋で発生した低気圧のうち、風が強くなったものを台風と呼ぶんだよ。

その強さは、中心の近くでは17.2m/s以上で風に向かって歩けなくなり、転ぶ人も出てくるほどの強さなんだ。

台風は災害をもたらす恐ろしいもので十分に警戒する必要のあるものなんだけど、同時に日本へたくさんの水を運んできてくれるというありがたい一面も持っているんだよ。

■大人向け解説
北西太平洋で発生した熱帯低気圧(熱帯又は亜熱帯地方に発生する低気圧の総称)の中で中心付近の最大風速が17.2m/s以上となったものを言います。台風は風によって大きさや強さが決められています。

◆台風の大きさ(風速15m/s以上の領域の半径) 大型(500km〜800km未満) 超大型(800km〜)

◆台風の強さ(台風の最大風速が基準) 強い(33m/s〜44m/s未満) 非常に強い(44m/s〜54m/s未満) 猛烈な(54m/s〜)

平均で年発生数は約27個、300km以内に接近するのは約11個、上陸は約3個となっています。

台風はきわめて大きな災害をもたらす恐ろしいもの反面、標準的な台風が1日に降らす雨量は約200億トンと言われ水の恵みを運んでくるという面も合わせ持ちます。200億トンは日本中で1年間に使う水の7割に相当する莫大な量です。

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