お天気教室

雲はどうやってできるの?


目には見えないけど空気の中には水分があるんだよ。
空気は高い所へ持ち上げられると冷たくなって、中に存在できる水分の量が少なくなってしまうんだ。
空気の中に存在できなくなった水分は、「ほこり」や「ちり」とくっついて、だんだん大きくなって、小さな水の粒になるんだよ。
そして、小さな水の粒が水滴となって大きくなり、いっぱい集まったものが雲なんだ。

■大人向け解説
雲は小さな水や氷の粒が集まってできています。 雲の元は空気中の水蒸気です。
水蒸気は気温が高い場合は、空気中に多く含まれることができますが、気温が下がるにつれて空気中に含まれる割合が減る性質があります。

気温が下がると空気中に存在できなくなった水蒸気が 空気の中の小さな「ほこり」や「ちり」などを核としてくっつき、水滴や氷の粒となって外に出てきます。 これが集まったものが全体として雲になります。

雲ができるためには空気の温度が大きく下がることが必要で、その働きとなるのが上に向かって吹く風、上昇気流です。上昇気流にのって空気が上に上がっていくと、温度が下がり雲が現れます。

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