季節予報の有効性

長期予報は気温など確率で表現されています。確率で表現された予報を上手に利用するために確率の大きさによって、行動や対応を変える必要があります。
※以下はあくまで例ですので数値は架空のもので全ての事象に当てはまるものではありません。

◆「低温」に対して注意・対応しなければならないケース
※例えば農作物が低温の被害にあうなど。


@対策には3万円掛かるが対策をとれば10万円の損失軽減となる
A対策には6万円掛かるが対策をとれば10万円の損失軽減となる

短い期間では予報と実際の天候によって当てはまらない事もありますが、長期的に見ると対応は@、Aによって異なります。


仮に低温の確率が40%の場合、@は対策を行い、Aは対策をとらない方が利益が得られます。

40%     40%    20%
■■■■■■■■■■
凡例:■低い/■平年並/■高い(多い)
■・・・1つ10%

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・低温の確率が40%(100回の予報のうち低温が40回と仮定)
・100回対策を行ったと仮定
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@の場合
   
費用      3万円×100回=300万円
 
軽減された損失 10万円×40回=400万円
 

Aの場合
   
費用      6万円×100回=600万円
 
軽減された損失 10万円×40回=400万円

長期予報、確率予報では各利用者があらかじめ損失100に対してどの程度の費用が掛かるかを把握しておく事が必要です。

天候を把握して仕事や生活に役立てましょう。
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