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「大寒」と「寒の内」



■「大寒」とは
二十四節気の一番最後です。(一番最初は2月はじめの「立春」)。
一年で最も寒い時期とされており、各地で最低気温が観測されるのも、この頃から、立春までが多いと言われています。

■「寒」「寒の内」
また、二十四節気で、大寒の前の「小寒」から大寒の次の「立春」までの約30日間を「 寒(かん)」「寒の内(かんのうち)」とよび、大寒はその真ん中というわけです。

「寒中見舞い」も、この「寒」の時期に出されます。

■「寒稽古」「寒修行」
また大寒の時期には、武道などの「寒稽古」が行なわれたり、神道や仏教などでも「寒修行」と称して海や川に入ったり、滝に打たれたりして、精神鍛錬を行うのです。

「寒稽古」は俳句などで、冬の季語として使われます。

■大寒の朝の水
一説では「大寒の朝の水は1年間腐らないとされており納戸に保管する家庭が多い」と言われていますが、 それが本当かどうかはさておき、この時期の水は細菌が少ないとされており、醤油・酒・味噌づくりに利用されます。

またこの時期の冷たい水でつく餅を「寒餅」と呼び、これを食べると、今年一年間健康に過ごすことができると言われているそうです。

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