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「クリスマス寒波」とは?


クリスマスには「雪」が降ると、ちょっとうれしいかな?

「クリスマス寒波(かんぱ)」っていう言葉があるんだけど、これはね、クリスマスの時期に、日本の広い範囲に、冷たい空気が押し寄せてきて、気温がぐっと下がることをさすんだよ。

そうすると、北海道とか、本州の日本海側の地域では、雪が降ることが多くなるから、「ホワイトクリスマス」になるね。
でも、寒気が強いと、大雪になってしまうこともあるよ。

太平洋側では晴れて空気が乾燥するよ。
ちょっとさみしいかな?

■大人向け解説
「クリスマス寒波」って、クリスマスのシーズンになると、テレビなどでよく耳にしませんか?

そもそも「寒波」ってなんでしょう?漢字のイメージから「冷たい波」が押し寄せてくるような・・・?
このイメージは強ち間違いではなく、「冬の時期に、冷たい空気(寒気)がやってくることによって、広い範囲で2,3日に渡って気温が低下すること」を指します。

では「クリスマス寒波」とは?
日本付近は、ちょうどクリスマスの時期に、低気圧が発達しながら接近してくることが多く、通過後は、大陸から寒気が南下してくるのです。
そうすると、北海道や本州の日本海側の地域を中心に雪が降ることが多くなります。

クリスマスの時期に「寒波」が無い場合は、周期が少しずれて、寒波到来は年末頃になるようです。

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