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「夏の雷」と「冬の雷」の違い


雷ができるしくみは夏も冬も同じなんだけど・・・

「夏の雷」と「冬の雷」には特徴があるんだよ。
「夏の雷」は『ゴロゴロ・・ゴロゴロ・・・』と何度もなる事が多いんだけど、「冬の雷」は『ゴロゴロ、ドカン!』と一発で終わる事が多いんだ。

威力は「夏の雷」よりも「冬の雷」の方が強くて恐れられているんだよ。だけどもちろん「夏の雷」も危険だからね!

■大人向け解説
「雷」といえば夏のものというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、本州の日本海側の地域では、夏よりも冬に雷が多く発生しています。

雷ができる基本の仕組みは「夏の雷」も「冬の雷」も同じです。
しかし「夏の雷」と「冬の雷」にはそれぞれ特徴があります。

「夏の雷」は数十分などある程度の時間にわたって落雷や雷鳴を轟かせますが、「冬の雷」は一発で終わる事が多く『一発雷』とも呼ばれています。

夏の雷雲は発達した積乱雲(背丈10km以上)となっており、冬の雷雲は夏のより雲の高さが低くなっています(背丈5km位)。しかしそのエネルギーは「冬の雷」の方が大きくなることが多く、恐れられています。

また、「夏の雷」は雲底付近から発生するのに対して「冬の雷」の多くは雲の頂付近から発生すると言われています。

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