お天気教室

虹が二重にかかることがあるって本当?


虹が二つ見えることはあるんだよ。(めずらしいけどね)

虹は、雨粒の中で太陽の光が反射してできるんだけど、虹が1つの場合と2つの場合では、この反射の具合が少し違うんだよね。

もうひとつ面白い話!!
1本目の虹と2本目の虹では、色の並び方が反対になっているんだよ。

■大人向け解説
虹が二重にかかることはあります。
内側にかかる虹を主虹(しゅにじ)、外側の虹を副虹(ふくにじ)と呼びます。

主虹は、雨粒の中に太陽の光が入り、中で1回反射し、屈折して(折れ曲がって)できます。副虹は、雨粒の中で2回反射し、屈折してできるのです。
主虹は外側から「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」という具合に並んでいますが、副虹はこの並びが逆になります(2回反射するからですね)。

また、主虹よりも副虹の方が色が薄くなります。 虹が1本だけ見えた場合、よく目を凝らしてみると、その外側にもうひとつの虹が見つかるかもしれません。

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