スキー&スノボ_ゲレンデ情報・天気

「雪質の種類」
雪質と一言で言っても、その日の天気や気温、また地域によって様々です。
代表的な「雪質の種類」についてまとめましたので、雪山へお出かけする前に、チェックしてみて下さい。

●パウダースノー

水分が少なくサラサラとした粉雪で、
スキーやスノーボードに適しています。
体積の9割以上が空気であるため、転んでもそれほど痛くなく、普段より板を操るのが簡単です。
ある程度圧雪されると、非常に滑りやすくなります。

●アスピリンスノー

気温が非常に低い時に降り、乾燥したサラッサラッの粉雪
パウダースノーより良質な雪と言われていて、
薬のアスピリンに例えてその様に呼ばれているそうです。
※北海道では「しばれ雪」と表現する所も。

●モナカ雪

雪の表面だけが固く、中は柔らかい雪。お菓子のモナカと一緒ですね。
可愛らしい名前ですが、滑ると表面が割れて、とても滑りにくくなります。

●湿り雪

気温が比較的高い時に降り、水分の多い雪。軽く握るだけで簡単に雪玉に。
重い湿り雪は、板が滑りにくくなります。

●ザラメ雪

かき氷のようにザラザラとした雪
夜間に冷えて固くなった雪が、昼間の気温上昇で溶けます・・・
それを何度が繰り返すと、ザラメ雪(雪の中で一番重い)が完成します。
ほどよいザラザラ感だと比較的滑りやすいです。

●アイスバーン

雪面が凍りついて固くなった状態
方向転換やブレーキをコントロールするのが難しい。
転ぶとかなり痛いので、怪我には十分に注意が必要です。

●人工雪

人工雪は、氷をカキ氷のようにして撒くタイプ(雪質はザラメ雪に近い)と、気温が氷点下の中、水をホースから噴霧し雪をつくるタイプがあります。
噴霧するタイプは、雪の粒が細かく、天然の雪に近いと言われています。
安全な滑りを心がけ、怪我なくウィンタースポーツを楽しんで下さいね。

スキー場 天気&新雪・積雪情報TOP