オリオン座
(Orion)
【星座神話】
オリオンは、海神ポセイドンの息子とも、大地の女神ガイアの子ともいわれていますが、とにかくその容姿は大変美しく、多くの女性を虜にした美男子でした。
水の上を歩く能力を神に与えられ、狩りの名人であった彼は、幾多の女性との関係を経ながらも、最後は月と狩りの女神アルテミスと恋に落ちました。
しかし、その二人の恋を良く思わなかったのが、アルテミスの兄、太陽神アポロン。
アポロンは妹アルテミス騙し、アルテミスの放った矢でオリオンを殺させてしまいます。
その後、真相を知ったアルテミスはひどく悲しみ、大神ゼウスに頼んでオリオンを夜空の星座にしてもらい、自分が銀の馬車で夜空を通るときに、いつでも愛するオリオンに会えるようにしてもらったと言われています。
【星座の見つけ方】
冬の星座探しの拠点となるのが「オリオン座」。南の空高くを見上げれば、斜め一列にならんだ「オリオンの三ツ星」が目に入ってくることでしょう。
この三ツ星がオリオンが身につけるのベルトにあたり、三ツ星を囲むようにして四角を成している明るい星々が、オリオンのたくましい身体をかたどっています。
オリオン座を見つけたら、冬の大三角を見つけてみましょう!