ペガスス座
(Pegasus)

【星座神話】

天馬ペガススは、英雄ペルセウスが見るものすべてを石に変えてしまうメドゥサの首を切り落としたとき、流れ出た血潮が大地にしみこんだ所から生まれました。

ペガススはとても気性が荒く、背に乗る者を完全に選ぶ天馬でしたが、女神アテナによって手なずけられ、生涯のうち二度だけ英雄を背に乗せ怪物退治で活躍しました。

一度目は、ペルセウスが生贄として鎖につながれていたアンドロメダを怪物から救ったとき、二度目はベレロフォンがキマイラという怪物からリュキアの人々を救ったときです。

その後、ペガススは天まで駆け上がり、星々の間で光り輝いたとされています。

【星座の見つけ方】

淡い星が多い秋の夜空で、天頂(真上)を見上げると四角形をなす星が目に付くことでしょう。

これが空飛ぶ天馬ペガスス座の胴体部分、「ペガススの大四辺形」です(和名で「桝形星(ますがたぼし)」とも呼ばれています)。

夜空に描かれたペガススの姿は上半身のみで、下半身は雲の中に隠れて見えていないとされています。

大四辺形のなかで赤っぽい色の星から西へ向かって足がのび、隣の白色の星から同じく西へ向かって首や頭が描かれています。

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